出典:File:1971 Jensen Interceptor MkII, front left (USA).jpg - Wikipedia
どうも、上司の独り言が嫌で耳栓してたら耳の穴にニキビが出来たでょおです。
さて今日は車について語るシリーズです。今日紹介するのはジェンセン・インターセプターです。『ワイルド・スピード EURO MISSION』でレティが乗っていた車ですね。
かっこよくて魅力的だけど何の車かわからないという方もいたんじゃないでしょうか。そんなインターセプターについて今日は紹介していきたいと思います。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』に登場する他の車が知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
【車種一覧】ワイルドスピードEURO MISSIONで活躍の車12台を徹底解説
ジェンセン・インターセプターについて
ジェンセン・モーターズはイギリスに昔あった自動車メーカーで、オイルショックの影響を受けて1976年に倒産しました。そんなジェンセン・モーターズが販売していた高級スポーツGTがインターセプターです。
デザインはイタリア、エンジンはアメリカ、組み立て内装はイギリスのイギリス車です。例えるならイタリアとアメリカのハーフだけどイギリス人って感じ?違う?
ジェンセン・インターセプターはジェンセンが倒産したと同時に生産が終了しましたが、1988年に復活し1993年まで製造されました。
ジェンセンインターセプターは特にイギリスでは非常に人気が高く、熱心なファンが当時の工場を買い取り、ジェンセン・インターセプターのパーツを製造する工場を運営しています。メタルプレス機などは使用しますが古い車なので組み立てはハンドメイドで行われます。
『マッドマックス』に登場するインターセプターはフォードファルコンをベースにしているので全く関係ありません。
AUTOart 1/18 フォード XB ファルコン チューンド・バージョン ブラック・インターセプター 完成品
これは関係ない
ちなみにこの宇宙船のようなリアウィンドウはハッチバックになっています。丸っこすぎてちょっと可愛くも見えますね。
ジェンセン・インターセプターのパフォーマンスについて
インターセプターのエンジンはアメリカ製です。正確に言うとクライスラーのV8エンジンで排気量は6.Lと7.2Lのものがありました。
ワイルドスピードは本当にクライスラー好きですね。たとえイギリス車でも「ワイスピに出すんならクライスラーしかねぇだろ」ってことでしょうか。
ジェンセン・インターセプターの立ち位置
ジェンセンインターセプターはV8を搭載したマッスルカーのような雰囲気を持った車ですが立ち位置としてはあくまで高級GT。スポーツカーではなくスポーティーな高級車です。
日本へはコーンズが正規代理店になり980万円で販売していたとのこと。当時の980万円がいくらに相当するのか知りませんが高けーな。
ワイルドスピードに登場するジェンセンインターセプター
出典:‘Fast & Furious 6’ features wilder stunts and crazier vehicles - NY Daily News
もちろん登場した作品は『ワイルド・スピード EURO MISSION』ですね。記憶を失ってオーウェン・ショウの部下になっていた時のレティが乗っていた車です。
インターセプターをご存じない方からすると「マッスルカーをリバイバルした新しい車?」って感じにカスタムされてますね。
まずつや消しシルバーに黒のレーシングストライプ。通常の光沢あるシルバーではなくマットシルバーを使うあたりがたまりません。これだけでかなり現代の車っぽい。
さらに古くささを感じるメッキトリムは(多分)塗装して今風に。60年代を代表するメッキの金属製バンパーも撤去。バンパー下も多少変更されフォグランプなどが撤去されていますね。リアウィンドウもスモークかかってます。
かなりスタイリッシュな雰囲気にカスタムされてましたね。
最後に
ジェンセン・インターセプターは玉数も少ないのでかなりレアな車です。純正相当のパーツが手に入ることもあり、プレミア級の値段とまではいきませんが。
レア車なのでもちろん私は現物をみたことないです。一度は見てみたいですねー。上品でありつつもスポーティーなデザインがかっこいいです。
ではまた明日。