- 「ワイスピの類似作品ってある?」
- 「車のおすすめ映画が見たい」
といった疑問にお答えします。
どうもワイスピブロガーのでょお(@dyo_blog)です。
このブログの読者さんならワイルドスピードが好きなのは当たり前かと思いますが、映画はお好きですか?
私は映画メインのブログももう一つ運営しているのでワイスピに限らず映画が大好きです。
と言うわけで今日は「ワイルドスピードの類似作品や車映画」を一挙にご紹介したいと思います。
ワイルドスピードにハマった方ならぜひこちらの映画もチェックしてほしいですね。
ワイルドスピードの類似作品な映画
まずはワイルドスピードに明らかに類似してる系の映画からご紹介していきます。
ワイルドスピードは車映画史上最も成功したシリーズと言っても過言ではないので、その人気に乗っかったパチもん映画みたいなのも結構たくさんあるんですよね。
ニード・フォー・スピード
ニード・フォー・スピード(字幕版)
まずはこちら。
活躍する車は主にマスタング シェルビーGT500、ケーニグセグアゲーラ。その他にもスーパーカーがたくさん登場しますがメインはこの2台ですね。
ワイルドスピード好きの方なら知ってるかもしれませんが、超人気カーゲームを実写映画化した映画です。
ワイルドスピードのように若者が命を懸けてストリートレースに挑む作品なので、ワイルドスピード好きには結構ド直球の映画かと思います。
中盤まではロードムービー風なので昔の車映画が好きな方にもおすすめしたいですね。
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アウトバーン
アウトバーン(字幕版)
日本ではワイルドスピード風のプロモーションをやってた中で比較的マシな映画。
主演も『X-MENシリーズ』などで人気俳優のニコラス・ホルトですし、共演には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主役としてお馴染みのフェリシティ・ジョーンズ。
アンソニー・ホプキンスやベン・キングズレーまで登場するので、金もかかってるしパチもん映画ではないですね。
マフィアの下働きで車泥棒の主人公が重病の恋人を救うため、麻薬王から大量の麻薬を奪おうとする話です。
高級車がメインなので私でょおの趣味ではありませんが、ジャガーFタイプやアストンマーチン、AMG GTなどが登場します。
スクランブル
スクランブル(吹替版)
こちらは本家ワイルドスピードに登場したリトル・ノーバディのスコット・イーストウッドが主演を努めています。
リトル・ノーバディが政府の役人ではなく、車泥棒として登場する映画ですね。メンバーを集めて大仕事をする話がどことなく『ワイルド・スピード MEGA MAX』に重なるところがあります。
登場する車は旧車という呼び名を通り越したほど古いヴィンテージカーばかりが登場します。白熱のレースとかはないのでスポーツカー好きには物足りないかもしれません。
キャノンレース
キャノンレース(字幕版)
タイトルは往年の名作コメディ『キャノンボール』を明らかにパクッてますが、ワイルドスピードパチモン風映画の中ではおすすめです。コメディだけど、ここまで満足に見れる車映画って意外と本当に少ない。
ノルウェーを縦断するタイムトライアルレースの話です。ちゃんとした続編『クラッシュゾーン』も作られています。
主人公の愛車はマスタングですが80スープラやトランザム、86、ポルシェ、フェラーリと車種に偏りもないのでおすすめです。
ワイルド・ルーザー
ワイルド・ルーザー(吹替版)
やろうとしたことはスペイン版ワイルドスピードというべきでしょうか。違法レース×クライムもの×恋愛と揃ってる要素はワイルドスピードと一緒なんだけどね。
ワイルドスピードを期待してみると失敗すること間違いなし。美男美女が出てきて高級車が出てくる、あとはよくある低予算映画。
もうほんとうにそれだけ。
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レッドライン
レッドライン(字幕版)
まあ間違いなくB級映画ではありますが、ワイルドスピードのパチモンとしては比較的マシじゃないかと。ワイルドスピードをさらにバカっぽくした感じの映画。
この映画は下手にひねったりしてない。本当に「ワイスピをB級映画でやりました」ってだけな映画って感じなので、ストーリーもCGもチープさも全部御愛嬌。こんなもんです。
ただしケーニグセグやフェラーリ、ポルシェなどのスーパーカーがちゃんと出てきます。あとセクシー姉ちゃんの要素もあります。
ワイルド・レーサー シリーズ
- ワイルド・レーサー
- ワイルド・レーサー2
- ワイルド・レーサー3
こちらは一応3作品目まで存在します。正確には邦題一緒の別モン映画といった感じなんだけど、どれもワイルドスピードの類似作品です。
一番良いのは1作目。1作目はドイツ映画なのでアウトバーン(ドイツにある制限速度なしのハイウェイ)が舞台になっています。ストリートレーサー、潜入捜査官、高級車窃盗団が争いを繰り広げる話で初期のワイルドスピードに類似してますよね。
2作目はストリートレーサーが女の子を取り合いする話。映画自体はすごくヘボいんだけど、JDM系スポコンが比較的出てくることや当時のJDM業界を結構マジメに反映させているところが評価できます。
3作目は一番ひどいね。フェアレディZなど比較的マニアックな車種が登場してくるんですが、そもそも車の登場シーンが少ないので「車を愛でる映画」ですらない。
ワイルドなスピード! AHO MISSION
ワイルドなスピード! AHO MISSION(字幕版)
もうこれに関しては類似とかパクりとかじゃなくて完全にワイルドスピードのパロディ映画です。お下劣で品のないジョークが多いですが、本家ワイルドスピードを上手い具合にパロってるシーンも多いです。
ワイルドスピードに詳しければ詳しいほど笑える映画になっています。
くだらないけど「ワイスピ好きすぎて何回も見てる!」って人なら絶対一度は見てほしい映画です。
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ワイルドスピードに似てないけど見てほしい車映画
ここからはワイルドスピードの類似作品とはちょっと言えないけど、同じく車がメインで大活躍する映画をご紹介したいと思います。
ベイビー・ドライバー
ベイビー・ドライバー (字幕版)
車好き、洋楽好きに見てほしい映画ですね。天才的なドライビングテクニックを持ったベイビーが逃がし屋として活躍する作品。
子供の頃に起きた事故が原因で常に音楽を聴いていないと頭痛がするという設定を上手く利用して、映像と音楽が完璧にマッチした作品となっています。
主に活躍する車はスバルインプレッサWRX、ダッジチャレンジャーなのでワイルドスピード好きな層にもピッタリだと思います。
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ドライヴ
ドライヴ(字幕版)
これね。死ぬほどカッコいいヤツ。
もしまだ見てなかったら絶対に見てほしい映画のひとつです。メカニック兼映画のスタントドライバーをしている裏で夜は逃がし屋をやってる男の話。
主人公のライアン・ゴズリングがめちゃめちゃカッコいいタフガイです。車好きならぜひ一度は見てください。というか見ろ。
主人公の愛車として登場する車はシボレーシェベルマリブSS。ワイルドスピードにも登場する人気のマッスルカーですが、本作に登場するマリブはあまり人気のない73年式をチョイスしてる辺りが憎いです。
TAXi シリーズ
TAXi ダイヤモンド・ミッション(字幕版)
- TAXi
- TAXi2
- TAXi3
- TAXi4
- TAXi ダイヤモンド・ミッション
- TAXI NY
言わずと知れたフレンチカーアクション、『TAXi』シリーズ。ワイスピが地でやってるのをコメディでやってる印象です。
飛行機から飛び降りたり雪の上走ったり。
プジョーが好きならおすすめの映画です。セクシーな姉ちゃんが見たければハリウッドリメイク版をどうぞ。
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トランスポーター シリーズ
トランスポーター イグニション(字幕版)
- トランスポーター
- トランスポーター2
- トランスポーター3 アンリミテッド
- トランスポーター イグニッション
ワイルドスピードシリーズのデッカードでお馴染みのジェイソン・ステイサムの出世作。むしろトランスポーターシリーズの活躍があったからこそワイルドスピードに出演してる感じですよね。
リブート版になる『トランスポーター イグニッション』のエド・スクレインも別に悪くはないんだけど、ジェイソン・ステイサムがまだまだ現役なのに2代目運び屋に就任するのはさすがにバッシング半端なかったよね。
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ミニミニ大作戦
ミニミニ大作戦 (字幕版)
ワイルドスピードのような大排気量ゴリマッチョな車が好きな人が本作を好きかどうかは微妙ですが…。
実は古い映画のリメイクなんだけど知ってました?
リメイク版の方にはデッカード・ショウことジェイソン・ステイサムや強敵サイファー役でお馴染みのシャーリーズ・セロンが出演しています。美人過ぎてつらい。
言うまでもなく登場する車はミニ・クーパー。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』でデッカードがミニ・クーパーを指して「昔仕事で使った車」と言ってたのはこの映画へのオマージュですね。
デス・レース
デス・レース(字幕版)
続いてもデッカード・ショウことジェイソン・ステイサムが活躍する映画。ローマン役のタイリース・ギブソンも出演していますね。
近未来が舞台の映画で車での殺し合いデスマッチを繰り広げる映画です。マスタングがダサすぎるカスタムをされているのも注目です。
ドリヴン
こちらはストリートレースではなくしっかりとしたレースものの映画なのであまり好きじゃないかも。
シルベスター・スタローン主演のCARTレース(F1っぽいやつ)の映画ですが、注目は往年の名優バート・レイノルズが出演しているということ。バート・レイノルズは『トランザム7000』の主人公バンディット役をやっていたことでお馴染みの俳優です。
デイズ・オブ・サンダー
デイズ・オブ・サンダー (字幕版)
トム・クルーズ主演のナスカーの映画。
ナスカーってそもそも何?って方のために軽く説明すると、いわゆるストックカーレースです。市販車をベースにカスタムした車で行うレースですね。なのでF1なんかよりもっと馴染があってアメリカでは大人気の競技です。
昔はナスカーで勝てれば車が良く売れるみたいな風潮もあったとか。
そういやワイルドスピードのドミニクの父親もナスカーのレーサーでしたよね。
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60セカンズ
60セカンズ (吹替版)
有名なのでさすがにこの映画は知ってますかね?ニコラス・ケイジとアンジェリーナ・ジョリーが共演した映画です。
車の窃盗団が脅されて高級車を盗みまくる映画。最後に残されたユニコーン、マスタングシェルビーGT500はエレノアと呼ばれ今でも人気ですね。
ちなみに本物のシェルビーGT500はこんなデザインではありません。映画用にデザインされたものですね。
ドライブ・アングリー
ドライブ・アングリー (字幕版)
同じくニコラス・ケイジ主演の映画。ヒロイン枠は『アクアマン』シリーズなどでお馴染みのホットな女優アンバー・ハードが演じています。
基本的にはオカルト要素が絡むB級臭プンプンの映画ですが、アメリカンマッスルカー、古いアメ車が活躍する映画なので私は好きです。
主に登場する車はドミニクの愛車でもお馴染みのダッジチャージャー、シェビーシェベルSSです。アメリカ人が大好きなアメ車2大巨頭ですね。
ちなみに本作のヒロインであるアンバー・ハードはガチのマッスルカー好きで初代マスタングに乗ってたはず。リアル版レティって感じなのでそろそろワイスピにも出てきてほしい。
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逃走車
逃走車(字幕版)
いれるかどうか悩みましたが、一応ポール・ウォーカー主演の車映画なのでピックアップ。ほぼ全編車載カメラで撮影されたポールの一人芝居映画。
レンタカーを借りたら車内に女性が監禁されてて、なんだかヤバいことに巻き込まれていくという映画。
スリリングさはあるし、ポール・ウォーカーの魅力をあますことなく感じることが出来る作品です。ただ映画自体はそれほど面白い訳じゃないかなと…。
ハイウェイマン
ハイウェイマン(字幕版)
アメリカンマッスル、アメリカの旧車が好きな人にはこちらの映画もおすすめです。比較的マイナーな作品ですが、車好きにはたまらない映画なので見たことなければぜひ。
72年式キャデラック・エルドラドで女性をひき殺す猟奇殺人鬼に妻を殺された主人公が、プリマスバラクーダに乗って復讐を果たそうとする映画。
とにかく主人公と敵が運転する2台の車がクッソカッコいいです。アメリカンマッスル好きにはおすすめ。
プリマスバラクーダは『ワイルド・スピード SKY MISSION』でレティが運転した車ですね。(本作のものと年式は違う)
ダッジチャレンジャーの兄弟車としても知られている車です。
デス・プルーフ in グラインドハウス
デス・プルーフ in グラインドハウス (字幕版)
上述の『ハイウェイマン』にちょっと似てますね。こっちは殺人鬼が主役って感じだけど。デス・プルーフ、つまり耐死仕様の車に乗る殺人鬼が車で人をひき殺す映画。ちなみにこの殺人鬼はミスター・ノーバディことカート・ラッセルが演じています。
登場する車はデス・プルーフ仕様のシボレー・ノヴァ、ダッジ・チャージャーのほか、殺人鬼に追われる女の子たちが71年式マスタング、ダッジ・チャージャーに乗ります。
タランティーノが監督なので映画自体はB級テイストですがアメリカンマッスルの旧車4台がガッツリ登場するのでおすすめです。
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グラン・トリノ
グラン・トリノ (字幕版)
カーアクション映画ですらないけど、車好きならこの映画は見ておいてほしいよね。
昔フォードの工場で働いていたおじいちゃんが近所の人と仲良くなる話なんだけど、この主人公のおじいちゃんが大事にしている愛車がグラン・トリノです。映画において重要なキーアイテムになるんですよね。
やっぱり誰にとってもグラン・トリノのような車はあるのかもしれませんよね。
ちなみに本作の主人公を演じるクリント・イーストウッドはリトル・ノーバディ役スコット・イーストウッドのお父さん。ノーバディもチラッと映画に出てます。
グラン・トリノは『ワイルド・スピード MAX』でレティを殺したフェニックスの愛車でもありましたね。
古い車が活躍の古典映画
ここからはちょっとマニアックな古い映画をご紹介します。昔は今以上に車の人気が高く、映画で活躍する車もカッコよかったです。
そんな古いアメ車や旧車がかっこいい映画をまとめてみました。古い映画だけどおすすめだよ。
ブリット
ブリット (字幕版)
マスタング好きなら必見の映画。むしろ見てないならマスタング好きを名乗るなとすら言いたいくらいの映画。
1968年式マスタングに乗る刑事ブリットの活躍を描いた作品。ちなみに敵はダッジチャージャー。
『ブリット』はたくさんの車映画に大きな影響を与えてきた映画ですね。『ワイルド・スピード X2』でブライアンがブリットと呼ばれていたのもこの映画が元ネタです。また『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』のマスタングもブリットのマスタングを意識したハイランドグリーンになってます。
バニシング in 60
映画『60セカンズ』のリメイク前の作品。この映画はまさに「車が主人公の映画」です。映画の後半半分はカーチェイスのみの映画で、まさに車が主人公。ビックリするほど長いカーチェイスですよ。
劇中に登場するマスタングは2000年公開の『60セカンズ』とは違い、シェルビーではないただのマスタング。1973年式。
バニシングポイント
制限時間内にデンバーからサンフランシスコまで車をかっ飛ばすロードムービー。車好きを語るなら一度は見ておきたい名作ですね。
使用されるのはダッジチャレンジャー。
ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー
ナスカーのレーサー、クレイジーなラリーがメカニックのデュークと一緒にレース用の車を調達するための資金を強盗して、警察から追われる映画。
有名なダッジチャージャーの他、シボレーインパラも登場しています。クッソカッコいいです。
ワイルドスピードとかってきっとこういう映画から影響受けてんだろうなと思います。
クリスティーン
クリスティーン (字幕版)
ホラー映画ですが車好きなら見ておいてほしい映画。
オンボロのプリマスフューリーに出会った高校生が、車に魅了されて憑りつかれる話。「男にとって車は彼女」みたいな言葉がありますがあれを体現したホラー映画ですね。
クリスティーンと呼ばれる車が主人公の彼女に嫉妬して殺そうとしたり、復讐したりするヤンデレ車と高校生の話。
気味悪いホラーだけど車を大事にしてる人にとってはちょっと気持ちがわからんでもないってところが一番怖い。
トランザム7000
トランザム7000 (字幕版)
その名の通りポンティアックファイヤーバードトランザムがまさに主人公の映画。(英語の原題は全く違う)
ビールを積んで制限時間内にアメリカ南部を駆け回るロードコメディ。
登場する車はもちろんファイヤーバードトランザム。『ワイルド・スピード MAX』にも登場した車で、カマロとプラットフォームを共有する兄弟車としても知られていますね。
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最後に
以上、いかがだったでしょうか。ざざっと紹介してみましたが、やはりワイルドスピード以上に面白いワイルドスピードの類似作品と言うのは存在しません。
どうやってもワイルドスピードの偽物みたいになっちゃうのは仕方ないのかと思います。これも一つの御愛嬌だと思って楽しめるのならおすすめかもしれませんね。