007 スペクター (字幕版)
どうもでょおです。
皆さんはワイルド・スピードシリーズ意外に好きな映画はありますか?私はワイスピ好きというより映画好きなので好きな映画はたくさんあります。中でも好きなものの中に007があります。
ご存知イギリスMI6のスパイシリーズで50年も続く作品で、全24作存在しています。(もちろん全部見ている)
最近のワイルドスピードを見ていると結構007っぽいなとか007との共通点が多いなと思います。
そこで今回は007とワイルドスピードの共通点について紹介していこうかと思います。
記事のタイトルはちょっと言い過ぎですがボンド映画を強く意識している所や共通点は沢山あります。
ではどうぞ。
スパイもの
ご存知の通りワイルドスピードは6、7と「ミッション」という邦題が付けられていました。8はなぜかアイスミッションではありませんでしたが。
このようにワイルドスピードシリーズはいつしかミッションが課せられるプロフェッショナル集団になりました。
ファミリーたちのミッションはスパイ活動ではないのでスパイものというのは正しくありませんが、ボンド映画のように無理難題のミッションをこなすようになりました。
世界中を飛び回る
ボンド映画の特徴といえば世界中を飛び回る作品であるということです。1作品で1つの場所ではなく、1作品で色々な国に飛び回ることが恒例です。日本も(たしか)2回舞台になっており、軍艦島や姫路城などが登場したことがあります。
最近のワイルド・スピードも同じように世界中を飛び回り、最新のアイスブレイクを例にとればキューバ→ドイツ→ニューヨーク→ロシアと複数の国にまたがって描かれています。
現実離れしたアクション
ワイルドスピードシリーズは徐々にカーアクションがエスカレートしていき現在では荒唐無稽なアクションもワイルドスピードを構成する重要な要素となりました。
007も昔から荒唐無稽で現実離れしたアクションシーンが伝統でした。カーアクションでいうなら、車体後方半分がなくなったまま走ったり、羽付きの車が空を飛んだり、CG・特撮一切なしで実際に車が360度宙返りするシーンはカーアクションの歴史を語るうえで欠かせないほど有名です。
タキシード来てた
まるで007映画のようなアクションシーンがてんこ盛りのワイルドスピードですが『ワイルド・スピード SKY MISSION』ではメンバーたちがタキシードに身を包むシーンがあります。
タキシードといえば007のユニフォームのようなもので作品の中で必ずと言っていいほどタキシードを来てフォーマルな場所に行くシーンがあります。
もう確信犯的に車版007をやろうとしているようにしか思えません。
すべての黒幕である悪の秘密結社
007にはスペクターという世界中で悪さをする悪の秘密結社があります。『007 スペクター』(2015年) ではこれまでの敵は全部スペクターが裏で糸を引いていたという設定でした。
これはまるで『ワイルド・スピード ICE BREAK』のサイファーのようです。ユーロミッションでの出来事もスカイミッションでの出来事も裏でサイファーが糸を引いていました。
ヴィン・ディーゼルが好きなんじゃない?
個人的な主観ですが本作のプロデューサーと主演をつとめるヴィン・ディーゼルが007のようなスパイものの映画が好きなんじゃないかと思います。
他のヴィン・ディーゼルの代表作に『トリプルX』が存在します。トリプルXはスパイ映画とXスポーツを掛け合わせたような作品です。007シリーズをよく知っている人から見ると007を強く意識し、アメリカ版に置き換えたような作品だと感じます。
実際主人公の名前であるトリプルXという名前は『007 私を愛したスパイ』(1977年) に登場するヒロインでロシアの女スパイと同じ名前です。
なので根本的にプロデューサーをつとめるヴィン・ディーゼルが007のファンなんじゃないかと思います。
最後に
まあそれがどうしたという話なんですが007シリーズの映画を楽しんでおくと、ワイルド・スピードを別の角度から見ることもできて楽しいんじゃないかと思います。
私のメインブログで007入門の記事を書いているので気になる方はどうぞ。ではまた明日。