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感想【ワイルドスピードX3 TOKYODRIFT】シリーズ最大の汚点な駄作


ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT[AmazonDVDコレクション]

どうもでょおです。『ワイルド・スピード TOKYO DRIFT』といえばワイスピシリーズで最も異色な作品といって過言ではないでしょう。今回はそんなワイスピ3に当たる、『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』の感想を書いていきたいと思います。もちろんいつも通り、ネタバレを含んでいるのでご注意ください。

 

ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFTあらすじ

違法なストリート・レースの最中に衝突事故を起こして逮捕されたショーン(ルーカス・ブラック)は、少年院行きを免れるために軍人の父を頼って日本へ。言葉や文化の違いに戸惑いを感じながら高校生活を始めた彼は、留学生のトウィンキー(BOW WOW)に誘われ、ドリフト・レースが行われる深夜の立体パーキングに赴く。

出典:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006) - シネマトゥデイ

物語自体は異国に流れ着いた主人公がそこで師と出会い、技術を身に付けるというド定番の脚本です。

今作を担当する監督はジャスティン・リン監督。ワイスピを初監督した際はまだまだ無名の監督で、ワイルド・スピードシリーズを崩壊させた戦犯扱いを受けました。

ただしこの後、シリーズをユーロミッションまで担当し、映画史上最も類い稀な復活劇を繰り広げます。

ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFTキャスト

  • ショーン・ボズウェル/ルーカス・ブラック
  • ニーラ/ナタリー・ケリー
  • トゥインキ―/BOW WOW
  • タカシ(D.K.)/ブライアン・ティー
  • ハン/サン・カン

今回はキャストも完全に一新。前作を気に入らなかったヴィン・ディーゼル。本作はポール・ウォーカーも気に入らなかったとらしく、結局完全な別物、偽物のような仕上がりになってしまいました。

主役であるショーンを演じるのはルーカス・ブラックという方。高校生の設定ですが残念ながらとても高校生には見えない若ハゲっぷり。ヒロインニーラを演じる、ナタリー・ケリーさんもエラが張りすぎていて雰囲気美人な程度。千葉伸一や妻夫木聡がカメオ出演している他、ちょい役で北川景子が出演しております。

ちなみに前作『ワイルド・スピードX2』でテズを演じたキャストがラッパーだったためか今作でもラッパーのBOW WOWがキャスティングされています。

ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT感想

もはやハンのスピンオフムービー

ワイスピシリーズが復活して以降、本作のおけるポジションとしては人気キャラ、ハンのスピンオフ映画のような形になりました。

『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』の主人公であるショーンは今後シリーズにも出演しますがあくまでカメオ程度でドミニクファミリーに参加するわけではないようです。

ハンはこの後どんどんと人気キャラになっていくので、あくまで本作はハンのスピンオフ作品だと思うと面白い作品です。

ハンは『ワイルド・スピード EURO MISSION』以降で、遺体は上がってないのでもしかすると実は生きていたって展開があってもいいかもしれませんね。(レティも一度死んでるし…)

トンでも日本を楽しむのも見所

今のワイルド・スピードは007のように世界中を飛び回ってますが、本作ほど異国の影響を強く受けたワイスピ作品はありません。

日本に強く影響を受けてはいるものの正しい日本かといえば全くそうではなく。むしろ逆にこのトンでも日本で、日本人ならツッコみたくなるところがほとんどです。これを逆手にとって「バカみたい」と楽しむことも一つの楽しみ方かもしれません。

脚本的にもガッバガッバでトンチンカンな日本以外にもツッコミどころのオンパレードなのでこれを上手くスルーして作品が楽しめるかどうかがこの映画が楽しめるかどうかだと思います。

面白くすることはできたはず

単純で超ありがちな設定、ストーリーですがもっと面白くする方法はあったんじゃないかと思います。たとえポール・ウォーカーとタイリース・ギブソンが降板したとしたしても、ショーン役にもっと華のある名の知れた俳優を器用するだけでも大分違ったんじゃないでしょうか。

オープニングのアメリカでのレースと東京の駐車場のレースの対比はとても良いですし、あの狭い中でのレースシーンは今ほどCGも使わず芸術的なドリフトだと思います。

それに対してラストのショーンとタカシのレースは無理があるかと思います。やはり日本への造詣の浅さがこの作品の面白くなささに強く影響してしまっています。

外国人の持つ日本人イメージ、日本を舞台にやりたいことを詰め込み過ぎたんでしょうね。多少であればジョークで通る話なのに、ストーリーの根幹にも日本文化っぽいものを取り入れようとしたために起伏のないつまらないストーリーになったのかと思います。

大体、外国人の転校生とかいたら喜ぶ学生がほとんじゃないでしょうか。(この学校はそもそも外国人が多いようですが)

最後に

私たちは日本人なので日本が舞台の作品の穴をどうしても探してしまいがちです。ワイルド・スピードシリーズは日本車の起用率も非常に高いシリーズだからこそ、もっと脚本を練ってほしかったと思います。

異国の地に流れ着いたアメリカ人がその土地でよそ者扱いされ、徐々に認められていくという定番のストーリーで失敗した本作は非常にもったいないと思います。