でょおのフューリアスなブログ

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感想【TAXi2】空飛ぶタクシーの運転手が下品な捜査で変な日本人を救う

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TAXi②(字幕版)

どうもでょおです。

TAXiシリーズ最新作『TAXi ダイヤモンド・ミッション』が公開される前に全4作品の復習を兼ねて感想記事を書きたいと思います。

今回は『TAXi2』についての感想を書きたいと思います。『TAXi2』といえば、シリーズ第二作品目でタクシーが空を飛んだ作品にで、敵は忍者という独特のフレンチアクションですね。

ではどうぞ。

 

『TAXi2』のあらすじ

スピード狂のタクシー運転手ダニエルは、サミットでフランスにやってきた日本の防衛庁長官の運転手に抜擢される。ところが、厳重装備の護送車から、長官は謎のテロリスト集団に誘拐されてしまう。マルセイユからパリへ、ダニエルのタクシーによる史上最速、前代未聞の救出作戦が展開する!

(C) 2000 EUROPACORP - ARP - TF1 FILMS PRODUCTION

となります。前作に比べるとさらにコメディ色が強くなり、さらに荒唐無稽な作品に仕上がっております。

フランス人、というより日本人以外が思う変な日本がたくさん登場します。日本の長官がフランスマルセイユに来て、マルセイユ警察がおもてなしをするんですがその時に大臣が日本のヤクザに誘拐されるという話。

『TAXi2』の登場人物

ダニエル(サミー・ナセリ)

前作に引き続き本作の主人公。今回はエミリアンではなく、新登場のリリーの父、将軍のせいで事件に巻き込まれていきます。

前作のラストで免許を失効したので無免許でタクシー業を営んでおります。

エミリアン(フレデリック・ディーファンタル)

とうとう路上教習に合格(というか追い出された状態)して、晴れて免許取得者になりました。前作『TAXi』以降、ペトラと交際をはじめ今作ではプロポーズをしました、それもトイレで。

リリー(マリオン・コティヤール)

ダニエルの恋人。前作『TAXi』同様にダニエルと良い感じなんだけど置いてけぼりを食らっています。

フランス軍人の父と母が今回は登場。前回以上に出番が少ないもののしっかり印象付けてくれる良い役回り。

ペトラ(エマ・シェーベルイ)

今作『TAXi2』ではエミリアンと恋人になってきました。空手の腕を疲労したり、堪能な日本語を披露したりそのエリートっぷりに磨きがかかっています。

ジベール

マルセイユ警察署長。前作以上に間抜けに磨きがかかっています。

今作ではコブラなる特殊車両を用意し、ヤラセで日本の長官を喜ばせようとした結果、長官が誘拐されてしまいました。

また忍者の格好をしてトイレに籠ったりとりと、間抜けどころかヤバい人になっております。

エドモンド・ベルティノー将軍

リリーの父親でフランス陸軍の将軍。規格外な将軍なので威圧感半端ないですかすぐ寝たりちょつと間抜けなところがあります。

『TAXi』の感想

前作に比べるとかなりコメディ要素が強くなりました。まずはダニエルの車。今回はさらにありえないカスタムを施されており、羽を備えて空を飛びました。ジェットエンジンが付いてる訳ではないので空を飛ぶというよりは滑空しているというのが正しい表現です。

そして新に登場した警察の特殊車両、コブラ。「ニンジャ」のかけ声でエンジンがかかり、「ニヤッツク」(長官の意味)仕組み。防弾使用の車なのになぜか天井はすげーもろく簡単に長官を誘拐されてしまいます。また、発車されたミサイルを誘導して反らすことが出来るもののミサイルはどこかの誰かのボートに直撃しました。

またタクシーにゲロ袋が搭載されたり、タクシー内での出産シーンなどちょっと下品なシーンが増えた気もします。あとエミリアンがペトラのパンツ臭いでたのとか、とにかく品のないユーモアが増えました。

また日本人が登場したことで忍者や催眠術師など訳のわからないものが増えました。ここまでトンでもジャパンが描かれた映画は今では結構珍しいです。

また刑事ドラマとしての要素が陳腐になったこともコメディ色が強くなった原因な気がします。前作『TAXi』の事件はもう少し解決しがいのある現実味のある話でした。

まとめると良くも悪くも前作より遥かにパワーアップした作品だったということです。

最後に

そんな『TAXi』シリーズが10年ぶりに復活する最新作『TAXi ダイヤモンド・ミッション』は1月18日公開です。

【TAXi ダイヤモンド・ミッション】たった5分で解説と復習 TAXi最新作

サミー・ナセリ (出演), ジェラール・クラヴジック (監督), フレデリック・ディファンタール (出演)