TAXi④ (字幕版)
どうもでょおです。
『TAXi ダイヤモンドミッション』の感想楽しみにしてくれてますよね。ごめんなさい、まだ行けてないんです。忙しいって言うの大嫌いなんだけど、忙しくて行けませんでした。週末には感想をアップするのでもう少しお待ちくださいな。
という訳で今回は前作『TAXi4』の感想を書きます。待ってる皆さんには申し訳ないですがこれで我慢してください。
『TAXi』シリーズはAmaznプライムビデオで前作無料で見れます(2019.1現在)
『TAXi4』のあらすじ
マルセイユのタクシー運転手ダニエルと、刑事エミリアンの子供は、可愛い盛り。今日も親バカなふたりは、子供たちのサッカー見学。仕事に戻ったエミリアンに待っていたのは、武装強盗53件、殺人の共謀122件、全欧州から指名手配されるヨーロッパ最強の凶悪犯、「ベルギーの怪物」の移送だった。無事に署まで連れてきたが、凶悪犯の手下たちの力で逃亡されてしまう―。ダニエルがハンドルを握り純白のプジョーは太陽の国モナコへ!
前作『TAXi3』でダニエル、エミリアンの2人とも子供ができました。この子供たちが大きくなった頃の話になります。
つまりいつの間にかかなりの年数が経ったことになっています。ベルギーに移送するはずの凶悪犯をエミリアンが誤って解放してしまったので、ダニエルとエミリアンが再びタッグを組み逮捕しようとする話になっています。
『TAXi4』のキャスト・登場人物
- ダニエル(サミー・ナセリ)
- エミリアン(フレデリック・ディーファンタル)
- ペトラ(エマ・シェーベルイ)
- ジベール(ベルナール・ファルシー)
- エドモンド・ベルティノー将軍(ジャン=クリストフ・ブーヴェ)
と、いつものメンバーです。ダニエルもエミリアンもパパになり、ペトラは刑事に復帰、潜入捜査中です。リリーはダニエルのガレージ改装のためにパリへ外出中とのことで出演しませんでした。
それからエミリアンがパパになり落ち着いてきたのか結構普通になってきました。本当にヤバいのはジベール署長だけになりました。
『TAXi4』では敵役が描かれることも多く、これまでとは違いコミカルな悪役ヴァンデンボッシュが登場しました。ベルギーの怪物とよばれる凶悪犯のようですが、脱走した目的は銀行強盗と意外と普通です。
『TAXi4』の感想
さすがにマンネリしてきたのか『TAXi4』はかなり地味になった印象です。例えばオープニング。
記念すべき第一作目『TAXi』では配達員時代のダニエルがスクーターで町を走り回るシーンでスタートしました。前作『TAXi3』では迫力あるローラースケートでのアクションシーンでした。
ところが『TAXi4』はただのサッカー風景。物語序盤はサッカーがテーマになっているところがあり、サッカーをしてるシーンを採用したのでしょうが、そもそもサッカーの要素はなくても成り立つ話になっています。
そんでなによりカーアクションが少ない。
『TAXi』シリーズだけどタクシーの映画ではありません。
ダニエルの愛車のプジョーが406から407へ変更になったのですが、カーアクションどころか車が活躍するシーンがほとんどなかったですね。ダニエルの車はスパイ映画並みのギミックがあるプジョーで、前作ではキャタピラを搭載し雪山を走りましたが本作ではそういった見せ場がありませんでした。
前後両方のタイヤを90度切りその場で回転するギミックが備わりましたがこれってかなり地味だと思うんですけど。実際に実現できるなら一番便利で欲しい機能ですがカーアクション映画としてみるなら地味ですね。
前作で雪山をキャタピラで走ってたのに今作ではその場でクルンと回っただけ。
あとギャグがまた低俗になっています。『TAXi3』で若干大人しめになったのにまたバカっぽくなりましたね。とはいえ個人的にはこれがフレンチコメディっぽいと思っているところもあります。
最後に
何はともあれTAXi5に当たる『TAXi』シリーズ最新作『TAXi ダイヤモンドミッション』は現在公開中です。
忙しい疲れを癒して日曜日中には感想をアップする予定なのでお楽しみに。 ちなみにAmazonプライムビデオなら『TAXi』シリーズ前作無料で復習できます。(2019.1現在)
ではまた。