どうもでょおです。
車に黒樹脂パーツってありますよね。黒色で塗装されていないプラスチックのパーツ。
あの素材ってめちゃめちゃ白ボケ、白化するんですよね。洗車して車をピッカピカにしても黒樹脂パーツが白ボケしてグレーっぽくなっているとくたびれて見えます。
高級車に乗っている方は黒樹脂パーツの数が少ないから気にならないのかもしれませんが私の車は15年以上前の車なのでサイドミラーまで黒いプラスチック。
ここをきれいに復活させる最強のケミカル(ワックス)を発見したので紹介します。
- 黒樹脂の白化は色を染め直すしか復活しない
- 黒樹脂復活最強ケミカル「バンパー黒ワックス」
- バンパー黒ワックス特徴
- 黒樹脂白ボケ→復活のビフォーアフター
- バンパー黒ワックス塗り方のコツ
- バンパー黒ワックスのデメリット
- 最後に
黒樹脂の白化は色を染め直すしか復活しない
私、これまで黒樹脂用のケミカルを色々使ってきたんですよ。アーマーオールなんかに代表されるものは、黒樹脂の表面の汚れや白ボケの部分を落とし、つやを出すだけなんですね。ソフト99の公式サイトにビフォーアフターが載ってますが、やっぱり「真っ黒」にはなってなくて、濃いグレーって感じです。
100均でも買えておすすめな方法がメラミンスポンジです。劇落ちくんみたいなやつのことですね。100円というコストパフォーマンスは高く、結構きれいになります。下記のサイトがやってるのを見てもらえるとわかるかと思います。
https://minkara.carview.co.jp/userid/123250/car/24157/2743893/note.aspx
ただし細かい部分には全く使えないし、表面がちょっと凸凹してるタイプのパーツに使うとボロボロになってろくに作業が進みません。
何度も残念ケミカルをつかまされた結果、決定的な真実を発見しました。
黒樹脂の白化は黒染めするしか復活しない
ということです。アーマーオールやワコーズなど各社から出ているケミカルは「汚れを落として艶を出す」のがメインで、洗剤自体は黒くない。
いくらきれいにしたところで限界がありますし、色を染め直す以外で確実にきれいにする方法は見つかりませんでした。
黒樹脂復活最強ケミカル「バンパー黒ワックス」
はじめにいっておきますが私、このメーカーの中の人でも何でもないですからね。
白ボケした黒プラスチックを黒染めするケミカルって実はあまり売ってないんです。スプレーで塗装する製品もあるみたいですが誰がどう考えても質感が変わってしまいます。
海外製の「Ever Black」という商品を見つけましたが、施行事例をみるとムラが結構すごい。日本製でムラにもなりにくく(と思った)、黒染めできる商品が「バンパー黒ワックス」です。
バンパー黒ワックスって明らかにヘボそうなんだけど
そうなんですよ。ワコーズやソフト99と違って比較的小さなメーカーの製品なのでめちゃめちゃヘボそうですw アクスという日本の業務用用品のメーカーのようですが聞いたこともありません。
商品の名前「バンパー黒ワックス」ってそのまんますぎるし、この気の抜けたパッケージ見てくださいよ。
ワードで作ったんかコレ。さらにホームページも20年前に素人が作ったんか、とツッコミたくなる仕上がりでしたw
そんでコレ見てください。
http://www.axe123.co.jp/14_97.html
ホームページに掲載されている画像なんですが、どうですかこのバナー。もうね広告には一切金かけないって精神が丸出しです。とても公式の画像とは思えません。
と、ここまでケチョンケチョンに書いたのには理由があります。商品自体は最高だからです。パケの見た目の話とかしておかないと商品を褒めちぎるだけの記事になって、メーカーの回し者だと思われてしまいそうだったので…(アクスさんごめんなさい)
バンパー黒ワックス特徴
まずなんといっても特徴は黒染め、色を塗るタイプです。使い方に関してはほぼ説明不要。半練りワックスみたいな感じなので、スポンジにとって黒い部分に塗りたくって拭くだけ。
色がついているのでマスキングはした方がいいです。塗装面についたバンパー黒ワックスは拭いたら普通に取れるのでそこまで気を使わなくてもいいのかもしれません。
染料ではなく顔料
もう一つメーカーが押している特徴としては「顔料」だということ。プリンターについて調べたことがある人ならわかると思いますが、インクの場合、染料と顔料があります。どっちもインクなんですが顔料は水などの液体に溶けない性質があるので耐久性がとても高いです。
もし染料だったら水洗いを繰り返すうちにまた白化してくるけど、顔料だから長持ちするよ、ってことですね。
内容量多い
いや多いんですよ。ワックスと同じくらいの量があります。
普通大手のメーカーなら小さいのを出して割高にして金稼ぐってパターンなんですがこのバンパー黒ワックスはなぜかこのサイズしか売ってないです。
軽バンのように黒樹脂のバンパーなどでっかいパーツがついているならコレだけ入ってて十分なんでしょうが、私の場合メインはサイドミラーなのでいくらなんでも多すぎます。
人によってはありがたい部分なんでしょうが私的には微妙なポイント。
黒樹脂白ボケ→復活のビフォーアフター
まあ、いくら勧められたところで結論見ないと納得しませんよね。
開けたところはこんな感じ。写真はちょっと白飛びしてますが。
簡単な説明書がついていました。
ビフォーアフターの写真をどうぞ。
施行写真です。ちなみにビフォーの時点でメラミンスポンジで磨いています。実物は写真以上に黒く見えます。
エアスクープの飾りがあるんですがこの部分が相当きれいになりましたね。他のケミカルだとゴシゴシこすったり刷り込んだりする必要があるので狭いところはきれいにならないのですが、バンパー黒ワックスは塗布するだけで済むので狭いところも簡単にきれいになります。
ただし綿棒すら入らない部分は白いまんまですw
ちょっと方法考えないとマダラになってますね。ワイパー下の黒樹脂部分はこんな感じ。
バンパー黒ワックス塗り方のコツ
狭いところはウエスで、広いところは付属のスポンジで行います。塗った後は乾拭きしてその後水拭き、そして乾拭きと説明書には載っています。
面積が広くて目立つ部分はワックスの良を少な目にするのがいいです。コテコテにするとムラになります。あと乾ききる前にふき取るのがいいかと思います。
バンパー黒ワックスのデメリット
ゴムのトリムの部分にも使ってみましたが上手くいきませんでした。ワックスが塗りこめないというか浸透しないイメージです。やはりむき出しのプラスチックにしか使えないのかと思います。
それから手がめっちゃ汚れます。手は割と洗い流せるんですが爪はなかなか取れません。ゴムトリムに塗れず樹脂にしか使えないのと同じかとおもいます。
最後に
久しぶりにここまで絶賛なケミカル用品を見つけました。他の商品と比べると少々値段が張りますが(容量が多いので)買った価値はありましたね。
これからは黒樹脂復活のケミカル選びで失敗することはなさそうです。
もし黒樹脂パーツの白ボケで困ってる方はためしてみてはいかがでしょうか。ではまた。