トランスフォーマー/最後の騎士王[AmazonDVDコレクション]
どうもでょおです。8月4日にトランスフォーマーシリーズ最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』が公開になりますね。爆発マエストロことマイケル・ベイが監督する本作はトランスフォーマー第5作品目になります。
最後の騎士王(The Last Knight)が最後のジェダイ(The Last Jedi)と被っちゃったということは置いておいて、
『トランスフォーマー/最後の騎士王』ではトランスフォーマー第1作目で一番胸熱だったシーンであるカマロ対マスタングの再戦が新型となって再び観れるようです。
新型カマロ 対 新型マスタング
『トランスフォーマー』シリーズ代々の主人公、サムやケイドの相棒ともいえるシボレーカマロのバンブルビー。
本作ではフルモデルチェンジしたばかりの新型カマロを起用しています。
出典:ALL NEW シボレー カマロ |シボレー公式サイト
前作にあたる『トランスフォーマー/ロストエイジ』ではこの新型カマロのコンセプトが登場していましたね。
新型カマロは、以前発表されたコンセプトモデルよりも保守的、正当進化したようなデザインです。特にエクステリアで大きく違うのはフロント下部のグリルでしょうか。
これまでのカマロはグリルが車体の横幅いっぱいにあったためクラシカルだったのですが、新型カマロのグリルは短く設定されています。なんとなく3代目の出っ歯カマロっぽい雰囲気もあります。
と、新型カマロのデザイン(特にフロントフェイス周り)について熱く語ってみましたが映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』に登場する新型カマロのデザインは映画用に大幅に変更されていて草生えました。
特にフロント回りがガッツリ変わってるっていうね。
出典:https://twitter.com/michaelbay/status/739186348729499648/photo/1
上記が映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』に登場するシボレーカマロになります。
そして第一作目『トランスフォーマー』以降久しぶりに登場する肝心のマスタング。
1作目と同じく悪役ディセプティコンのパトカーとして登場します。
出典:https://twitter.com/joshduhamel/status/741294654025404416
調べてみるとどうやらトランスフォーマー1作目に登場したキャラクター「バリケード」のようです。
つまりただの「カマロvsマスタング」ではなく「バンブルビーvsバリケード」の再戦ということですね。
新型カマロ対新型マスタングの戦いが再度観れるとなると、トランスフォーマーファンでなくてもアメ車好きには必見ですね。
トランスフォーマー第1作品目も新型vs新型だった
トランスフォーマー1作品目は2007年公開です。
映画公開当時の新型マスタングは2005年に登場したばかりのモデルでした。そして公開当時のシボレーカマロはというと生産が2002年に終了していて2006年に新型を発表したばかりで販売すらまだの車でした。
つまり世間は「カマロはもう終わった」と思ってるタイミングで新型カマロをセンセーショナルに映画でデビューさせたのです。
販売開始自体は結局2009年にまでズレ込んだのですが、映画『トランスフォーマー』の影響を受けて、復活したカマロは大ヒット。ライバルであるマスタングよりも販売台数を伸ばすこととなりました。
登場してたった2年の新型フォードマスタングと販売前の新型シボレーカマロが対戦するという点はシリーズが始まった時と同じです。(新型シボレーカマロは2017年11月販売開始)
カマロという車
映画『トランスフォーマー』シリーズに登場するバンブルビーというキャラクターは、元々のアニメでは「バンブル」という名前で登場しました。
バンブルはフォルクスワーゲンのビートルでしたが2007年以降公開の映画版のトランスフォーマーはカマロに変更されました。(追記:この後、2019年公開の映画ではワーゲンビートルに戻ることになる)
バンブルビーというキャラクターは主人公の相棒として描かれるキャラクターです。チャーミングで心強い友達であるバンブルビーにカマロが起用されたのはカマロという名前に理由があります。
カマロはフランス語で「友達」を意味する言葉なのです。
マイケル・ベイ監督はアメリカ人である
カリフォルニア州出身のマイケル・ベイがアメリカ人なのは当然なのですが、彼は私たち日本人が思い描くいかにもなアメリカ人そのものです。
「アメリカバンザイ映画」を撮らせると右に出るものはいないでしょう。
ド派手なアクション、ド派手なカーチェイス、ド派手な爆発、トントン拍子の物語。この(いい意味で)バカさ加減は日本人の想像するアメリカ人そのもので、やたらとアメリカ軍隊や星条旗を登場させるアメリカンなマイケル・ベイ監督がアメ車を代表する2台の車の因縁の再戦を描かないほうがむしろおかしいとさえ言えます。
1967年に誕生したシボレーカマロはそもそもライバルであるフォードマスタングに対抗するために作られました。
その後もモデルチェンジのタイミングは常にマスタングに一歩遅れて行い、レースでは勝ったり負けたりを繰り返す、まさに因縁の2台とされているということは有名です。
この因縁を再び『トランスフォーマー』シリーズの壇上にあげてきたマイケルベイ監督はまさしくアメリカ人です。
新型シボレーカマロ対新型フォードマスタングのロボット対戦はどちらに軍配があがるのでしょうか。やはりアメリカ人なマイケル・ベイ監督は「正義が勝つ」演出をするのでしょうかね。
映画『トランスフォーマー』シリーズ5作目の最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』は2017年8月4日に全国公開です。
ではまた。
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