どうもワイスピブロガーのでょお(@dyo_blog)です。
さて今回は私の大好きな車、マスタングについてお話ししようかと思います。
マスタングと言えばワイルドスピードをはじめとするハリウッド映画に欠かせない、世界一有名なスポーツカーです。
実は私、免許を取ってからずーっとマスタングだけに乗ってるマスタングフリークです。なのでマスタングに関してはちょっぴり説得力のある話が出来るかと思います。
マスタングとは
フォードが1964年に発売開始したスペシャリティカーです。
フォードって日本では知らない人も意外といますが世界で初めて自動車を大量生産した会社ですよ。アメリカではGMとクライスラーを足してビッグ3と呼ばれています。
発売当初、T型フォード以来の大ヒットといわれるほどよく売れた車でした。
ちなみにマスタングはマッスルカーやポニーカーの中で唯一、生産終了を迎えたことのない車です。つまり50年以上前からずっと売られ続けています。
ライバルのカマロでさえ生産終了していた時期があるんですね。
マスタングの意味・マスタングかムスタングどっち?
マスタングとは小型の野生の馬を意味します。
アメリカで第二次世界大戦中に活躍した「ノースアメリカンP- 51マスタング」という戦闘機からマスタングという名を取ったというのが定説。
実際はマスタングの名付け親となった人の親戚だか知り合いだかの家に馬がいたとか。
だからマスタングのエンブレムロゴマークは走る馬なんですね。
続いてマスタングの発音ですが、ご存知の方も多いかと思いますが日本では昔「ムスタング」と発音されていました。
英語で書くと「MUSTANG」だからローマ字的に呼んで「ムスタング」。
どっちが正しい発音かといえば、完全に「マスタング」が正しい発音なので今はマスタングと呼ばれています。なんなら語尾のGは発音しないし「マスタン」が一番正しいですが。
日本には間違った発音、英語圏では伝わらない発音ってたくさんありますしね。
AMGをアーマーゲーって呼んだり、BMWをベンベって呼ぶのと同じパターン。ちなみにベンベはドイツ語読みと信じられてるけどホントのドイツ語はBMWをベンベと発音しないw
マスタング"ファストバック"とは
旧車のマスタングを巡ってると必ずファストバックって言葉に行き着くと思います。
ファストバックとはルーフからトランクにかけての流れるようなラインを持った車のことを言います。多分マスタング以外にもある。
今のマスタングはハードトップは全部ファストバック形状になっていますが、昔はいわゆるノッチバックとファストバックの2種類があったんですよね。
ファストバックの方がスポーティでかっこいい。私がソフトトップ大嫌いな理由はこのラインが台無しだから。
ちなみにファストバックはスポーツルーフと呼ばれていた時代もあります。
マスタングは小さい?
出典:Wikipedia
元々マスタングは小型のスポーティカーとして開発されたので、本国アメリカでは小さい車です。コンパクトカーって分類。
ワイスピでお馴染みのダッジチャージャーと比べると実際小さいでしょ?
とはいえ日本では下手なセダンよりもデカいです。と言いつつも今のマスタングはコンパクトさを捨てて巨大化してますが。
マスタングの女子ウケは悪い?
ハッキリ言って女子ウケは絶望的でしょうね。そもそもスポーツカーが一般的に女子ウケ悪いですし。
サスは硬いし普通の車に乗り慣れてるとビックリするぐらい乗り心地悪いし、ロードノイズはデカいし、車高が低いのでスカートとかだと乗りにくいだろうし。
間違いなく女子ウケは悪いでしょう。というか悪いです。乗ってるからこそ言い切る。
個人的にはマスタングを喜んでくれるアメリカン脳な女子を探すのが良いかとw
マスタングのパフォーマンス能力
出典:Wikipedia
マスタングは誕生してすぐに販促のためにSCCAレースに出ます。この時にシェルビーにチューニングを依頼され、誕生したのが「マスタング シェルビーGT350」です。これがレースで優勝します。
マスタング誕生時は見た目のかっこよさとリーズナブルさやオプションの豊富さが売りでしたが、SCCAレースで活躍した結果、ライバルに負けないようにさらにパフォーマンスを向上させることになります。
最終的にBOSS302やBOSS429が誕生することになりました。BOSS429は公称370馬力だったけど実際は600馬力ほどあったという話は有名。いずれも下手すりゃ家が2軒買える値段のレアマスタングです。
マスタングのグレードに関しては下記の記事で紹介しているのでそちらをご覧ください。
フォード【マスタング】歴代グレードモデル種類一覧まとめ|有名な27車種
ワイスピに登場するマスタング
そんなマスタングですがワイルドスピードにはあまり登場しません。本国アメリカではマスタングは人気すぎて逆に車好きから敬遠されてる部分もあります。でもやっぱりアメ車の代表格。
マスタングはワイスピにもしっかり登場しています。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』2015年式マスタング GT350
(C)2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でジェイコブが運転するのが2015年式マスタング GT350。
バンパーのデザインとかが違うので、ん?って感じですが、GT350として設定されているみたいです。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』1992年式マスタング
ホットウィール(Hot Wheels) ワイルド・スピード プレミアム - ファスト・スターズ '92 フォード・マスタング GRL72 青
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には1992年式のFOXプラットフォーム時代のマスタングも登場。
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』1967年式マスタング
(C) 2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
こちらのマスタングは1967年式。1968年式との見分け方リフレクターです。
ワイスピ史上もっとも活躍したマスタング。
主人公のショーンが父から譲り受け、ハンの残したRB26のエンジンを搭載し、ラストでタカシと対決した車ですね。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』1969年式マスタング
(C)Universal Pictures
『ワイルド・スピード EURO MISSION』でローマン・ピアースが乗ってた白のが1969年式マスタング。この形は69年式しか存在しないので好きな方は一発でわかります。
映画に登場したものはただのマスタングではなく、アンヴィルによってチューニングされたマスタングです。
『ワイルド・スピード MAX』
ちょい役ですがワイルド・スピードMAXでは黄色のTjaardaマスタングが登場しております。運び屋の1人の車で、たしかドムに吹っ飛ばされたんじゃなかったかな。
『ワイルド・スピードX2』
べローンの運び屋を選ぶ時のテストに登場していました。赤のサリーンマスタングでした。トレーラーに踏み潰される最悪のクラッシュの仕方でした。
マスタングと映画
ブリット (字幕版)
ワイルドスピードではあまり活躍していないマスタングですが、映画で最も活躍した車といっても過言ではありません。カマロの活躍する車や、チャージャーの活躍する映画を挙げると数本しか挙がらないでしょうが、マスタングになると全てを挙げるのは不可能な位あります。
代表的な『ブリット』はもちろん、『60セカンズ』『バニシングin60』などの古典作品はもちろん『ニード・フォー・スピード』のように主役を張ることもあれば、『ドライヴ』『シン・シティ 復讐の女神』や『宇宙戦争』のように車好きの車として登場することもしばしばあります。
アメリカを代表するスポーツカーなので黒歴史と呼ばれる「マスタングII」ですら『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス』や『Mr.ズーキーパーの婚活動物園』に登場するほどです。
マスタングと映画は切っても切れない存在といっても過言ではないでしょう。
マスタングが登場する映画については下記で有名な映画をまとめてるので良ければご覧くださいな。
アメ車の代表『マスタング』が活躍する映画15本|おすすめ映画は…
最後に
私マスタングのにわかファンじゃないですよ。7歳くらいの頃から現在まで母がマスタングオーナーなので、筋金入りのマスタングファンです。
なので個人的にはもう少しワイルド・スピードシリーズでもマスタングの活躍が見たいですね。