でょおのフューリアスなブログ

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ワイスピの原題『Fast & Furious』の意味と読み方|なぜ日本語タイトルは変わったのか

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ワイスピの原題『Fast & Furious』の意味と読み方|なぜ変わったのか

ワイスピファミリーの皆さんどうもでょおです。

さて、日本ではワイスピの名前で親しまれるワイルドスピードですが映画の原題は全く違うのをご存知ですか?

洋画が日本で公開されるときに全然違う邦題がつけられることは珍しくありません。今回はワイルドスピードの原題とその意味、そして読み方なんかを紹介していきたいと思います。

2019.4.18:『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』について追記しました

 

ワイルドスピードの原題はThe Fast and The Furious

私たちになじみ深いワイルドスピードの原題、つまり本名の英語のタイトルは「The Fast & The Furious」なんです。

全く面影ありませんよね。ワイルドもスピードもないし。実は私も『ワイルド・スピード MAX』が公開されたときはじめて原題を知りました。

Fast & Furiousの意味

耳馴染のない英語のタイトル「Fast & Furious」の意味なんですが、直訳すると「速い と 激怒」の意味になります。

「fast and furious」は熟語なので上記の意味ではなく、

「ものすごいめちゃめちゃ速い」みたいな意味になります。Theが付いているので個人的にはこの熟語にかけてブライアンとドミニクのどっちかがfastでどっちかがfuriousなんだと思ってました。(英語詳しい人おせーて)

Fast & Furiousの読み方

Fastの読み方は皆さんご存知の「ファーストフード」のFastです。注文して速く出来上がるからファーストフードなんですね。ファーストよりファストの方が正しい読み方ですが。

Furiousの方ですが読み方はフューリアス。気が付きました?このブログのタイトルはワイルドスピードの原題「ファスト&フューリアス」のフューリアスを取ってるんです。

はじめは「でょおのワイルドなブログ」にしようかと思ったけどさすがにそれはちょっとね…

なのでワイルド・スピードの英語の原題「The Fast & The Furious」の読み方は

「ザ・ファスト・アンド・ザ・フューリアス」

ということになります。

ワイルドスピードシリーズの原題一覧

ワイルドスピードシリーズの原題は実はちょっとおしゃれなんですよ。ただ「Fast & Furious2」にしないあたりがアメリカらしくてかっこいい。

  1. The Fast and the Furious
  2. 2 Fast 2 Furious
  3. The Fast and the Furious: Tokyo Drift
  4. Fast & Furious
  5. Fast Five
  6. Fast & Furious 6
  7. Furious 7
  8. The Fate of the Furious / Fast & Furious 8
  9. Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw

2番目、『ワイルド・スピードX2』は『2 Fast 2 Furious』で二人のバディムービーものっぽさを強調しています。

 

5番目『ワイルド・スピード MEGA MAX』は『Fast Five』に。これはシリーズがこれまで略すとFFになっていたので頭文字をかけて『Fast Five』にしてるものと思われます。

 

7番目『ワイルド・スピード SKY MISSION』の原題は『Furious 7』。これは『荒野の7人』という映画に対するオマージュです。

映画自体も主人公が7人、タイトルも『荒野の7人』の原題『The Magnificent 7』に合わせてるってわけです。

 

一番かっこいいのが『ワイルド・スピード ICE BREAK』であるワイスピ8。

『The Fate of the Furious 』になっています。これまでのタイトルにかけてFFになっていますがよく見ると若干違います。FastがFate (読み方:フェイト) になってandがofになっています。Fateの意味は運命です。

「フューリアス(つまりファミリー)の運命」という感じになります。

さらにFate(フェイト)で「フ "エイト"=8」、8作目という意味も掛かってます。まあダジャレですね。

 

ワイルドスピードシリーズ初のスピンオフ作品となった『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』。

現代でのタイトルは『Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw』です。Fastシリーズの一つであること、スピンオフであることがわかるように「Fast & Furious Presents:」というサブタイトルがついています。「Hobbs & Shaw」は言うまでもなくホブスとショウ。二人が主役であるバディムービーなのがわかるタイトルでした。

なぜ日本だとワイルドスピードなのか

まず日本ではfastもfuriousもあまり馴染がないからでしょう。日本で速いといえば「スピード(speed)」という言葉が一番に思い浮かびます。ですがspeedの意味は「速い」ではなく、「速さ」なんですよね本当は。furiousに至っては学校で習わないような英語です。(多分…)

なのでワイルドにしたのかと。日本ではワイルド(wild)というと男前みたいなニュアンスで受け取りがちですが、本当の意味は野生です。wild animal(野生の動物)やwild flower(野草)として使われます。

日本では耳馴染のある2語を組み合わせてワイルドスピード(wild speed)になってますが英語圏じゃ違和感すごそうですね。「野生の速度」って感じでしょうかw

最後に

日本の邦題が酷いのはいつものことです。個人的にワイルドスピードは「ファストアンドフューリアス」よりも呼びやすくていいかと思います。省略がFFになると日本じゃ間違いなくファイナルファンタジーを連想するもんね。