どうもワイスピ系ブロガーのでょお(@dyo_blog)です。
『ワイルド・スピード』シリーズも当初とは異なり今やほとんどSF映画並みの非現実的な映画となりました。
とはいえ実はワイスピは実写映像にめちゃめちゃこだわっておりまして、その多くがCGではなく実際に撮影しているんですよね。
中でもみんなが気になりそうなシーンがドミニクのダッジチャージャーがウィリーするシーン。
今日はこのシーンについてちょっと解説していきます。
ワイスピといえばドムのチャージャーのウィーリーシーン
もはや定番となったドムのチャージャーのウィーリーシーン。
いうまでもなく初登場は1作目の『ワイルド・スピード』。ドミニクは本作では後半までチャージャーに乗らなかったのでその迫力がさらに強調されたイメージ。
2回目に登場したのは『ワイルド・スピード MAX』です。リクルートのためのレースシーン、映画のラストでブライアンと協力してフェニックスを轢くシーンの2回です。
(C) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
そのほか私がパッと思い出せるものだと『ワイルド・スピード SKY MISSION』でデッカード・ショウの車と正面衝突するシーンや、ラムジーをボンネットフードからルーフに飛ばすシーンなどでウィリーシーンが使用されました。
ラムジーのやつはもしかすると浮いてないのかもしれませんが。
当初ウィーリーといえばドミニクのチャージャーが強力なパワーを持っていることを表現するための手段として使われていましたが、いつの間にか曲芸運転の一つの技程度の扱いになってますよねw
そもそも車はウィーリー出来るのか
ウィリーといえば車体の長さが短く、フロントが軽量で、車体をエンジンの力で持ち上げることが簡単なバイクでよく見かける技です。
バイクと比較すると圧倒的に車体が長く、バイクと違いエンジンがフロントに乗ってるFR車で実現可能なの?って感じですよね。
…結論言うと車でもウィーリー走行可能です。
ドミニクたちが愛するドラッグレースいわゆるゼロヨンではウィーリー走行は割と珍しくありません。
そもそもドラッグレースで使用される車は一般向けの普通車に化け物のようなエンジンを載せているので、車体とエンジンが不釣り合いなためウィーリーが発生してしまうことが多くあります。
またドラッグレースにおいては後輪へのパワーをフルに伝えるため、むしろ多少ウィーリー気味のほうが速いって話もあるぐらいです。
前輪のトラクションがロスになってしまうってことですね。ハンドルを切らないドラッグレースならではの走行ですが…。
ただしワイスピのウィーリーはSFXによる加工
いくらリアル志向のワイスピとはいえ、そんなに都合よくウィーリー走行して見せることはできないので、ワイスピのウィーリーシーンは偽物です。
いわゆるSFX、特殊効果ってやつです。
念のため説明するとSFXはVFX、みんなが想像するCGではないので、コンピューターによる合成ではありません。
撮影トリックを使ったもの。
特に1作目のウィーリーシーンでは油圧式のバーを使い車体を跳ね上げさせたと、映画のテクニカルアドバイザーのクレイグ・リバーマンが公表しています。
出典:YouTube
とはいえ世の中にはいろんな車がありまして、曲芸目的でウィーリー走行させるために組まれた車なんかもあります。
それを考えると中にはドミニクのチャージャーが本当にウィーリーしているシーンもあるんじゃないかと思いますね。
ワンシーンのために1台専用の車を組むのはさすがのワイスピでもないんじゃないでしょうか。1作目の予算でもウィーリーさせることができるんだし…。
最後に
最近の『ワイルド・スピード』って非現実的なシーンが結構多いですが、それでもなお実写による撮影にこだわっているので、意外と皆さんが思ってる以上に実写で撮影していたりします。
1作目は違ってもそれ以降では実際にウィーリーしているシーンがあるかもしれませんね。
このブログはワイスピ専門ブログなので他にも『ワイルド・スピード』の記事をたくさん書いてます。興味があればぜひご覧ください。
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