どうもでょおです。私は2002年製造、2003年販売の車に乗っています。つまり15年落ち以上の車に乗っています。
たまにこのブログでも車の記事を書きますが使用している写真はいっつも同じです。
上記写真はこのブログで最多登場だと思うぐらい使いまわしています。その理由としては私が洗車嫌いだから。写真を撮ろうにもいつも車が泥んこって訳です。
それが災いしてか、洗車しても取れない汚れが増えてきました。
- 水垢
- 鉄粉
- シミ
などの頑固なダメージですね。
そこで今日は15年落ち以上の車のボディに付く水垢、鉄粉、シミを取り除く方法を紹介していこうかと思います。
15年落ち以上の車のボディ劣化
まずは年式が古い車のボディがどの程度劣化してくるのかを紹介しましょう。ここまでダメージが強いと洗車ごときではどうにもなりません。
スマホの性能が悪いので写真を撮ってもあまり映らないのが残念です。逆にありがたいかも。車の汚さ分からんしねw
シミ
まずはシミっぽいやつから。シミなのか何なのか正確なところは知りませんが。ボディのクリア層が劣化してシミやムラのようになってきます。
こうなるといくら洗ってもコスっても綺麗にはなりません。
緑の線で囲っている部分にムラがあるのがわかるでしょうか。この部分はカーシャンプでいくらコスっても無駄です。
あまり写真には納まらないのですが、こういうのが車のボディ全体いたるところにあります。
水垢
水垢です。正確には2種類あります。
- ウォータースポット
- イオンデポジット
ウォータースポットは水が虫眼鏡のレンズ代わりになって塗装面が焼けたもの。
イオンデポジットは雨に含まれるミネラルがこべりついたもの。
全く別物で基本的な対処も違いますが、どっちも車のボディにダメージを与えるのに違いはありません。今回はどっちもに効果のある方法を紹介します。
鉄粉
こればかりはどうやっても写真に写らないので写真なしです。
洗車した後にボディを触るとなんかザラザラしてませんか?これはブレーキダストなどの鉄粉がボディに突き刺さってます。なので一生懸命表面を洗ったところで綺麗にはなりません。ずっとザラザラしています。
綺麗にする方法は粘土+コンパウンドで磨く
こんなヘトヘトになった車のボディを綺麗にする方法はコンパウンドで磨くしかありません。プロに依頼すると数万円しますが、DIYならリーズナブルに実現可能です。
コンパウンドで車が綺麗になる原理
コンパウンドで磨く方法はすごく単純です。横文字でかっこよくコンパウンドなんて言ってますが日本語にすると研磨剤。つまり歯磨き粉みたいなものです。
研磨するとボディが擦れてなくなりそうですが、皆さんの歯がなくなってないのと同じでなくなりません。
当然、研磨力の強い目の粗いもので磨くといつかなくなりますが。
微細なコンパウンド(歯磨き粉)で車のボディを磨き上げることで、水垢やシミ、小キズなどを取り除くという原理ですね。
ボディに染みついた車を綺麗にする方法
まずは洗車。ボディに付着したホコリやゴミをカーシャンプーでしっかり取り除きます。これらが残っているとコンパウンドで磨いたとき傷がつきます。
歯磨き粉の中に小さな小石が混ざってるのを想像してください。恐怖でしかありません。
しっかりカーシャンプーでの洗車が終わったら、次はボディに突き刺さった鉄粉を取り除きます。鉄粉が残っているとコンパウンドで磨くときに傷がつきます。
この時に有効なのが粘土です。
車の洗車専用の粘土なのですが、鉄粉をペチャペチャと取り除いてくれます。カーペットのゴミが掃除機で取れないのに、コロコロ使ったら取れるみたいなものです。
車のボディが濡れた状態で専用の粘土でボディをなでると鉄粉が取れてなくなります。鉄粉がなくなるとボディを手で触ってもザラザラしません。
鉄粉が取れたらいよいよコンパウンドで磨き上げる作業に移ります。スポンジを使って手で磨いてもいいのですが、15年もかけて染みついたシミは手磨きごときじゃラチがあきません。
大人しくポリッシャーを使用するのがおすすめです。
ポリッシャーにコンパウンドを少量付けます。大体、小指の爪ぐらいの量で充分です。それを指でポリッシャーに広げてください。
後はゆっくりポリッシュしていくだけです。
30cm四方を往復するイメージです。
実際はこんなに往復回数多くないですが。
ポリッシャーを動かすスピードですが10秒で5cmくらい。めっちゃゆっくりです。またポリッシャーではなくランダムサンダーのように回転数が調節できるものを使用するのであれば最弱にしてください。
コンパウンドは熱ですぐに固まります。
ちょっと回転数を上げるとすぐにボディにこべり付いてしまいます。ボディにコンパウンドがこべりついた場合は水のついたウエスで拭き取ってください。
コンパウンドで磨き上げる作業が済んだら、ボディに付着したコンパウンドを綺麗なウエスで取り除いてください。
後はワックスや撥水コートなどでボディ面を保護するだけです。
車を磨くのに必要な物
必要な道具をまとめると、
- カーシャンプー
- 洗車用粘土
- ポリッシャー
- コンパウンド
- ウエス
- カーワックス
といった感じ。
カーシャンプー
好みのもので良いです。私はカーシャンプー自体にこだわりがないのでホームセンターで一番安いやつ買ってます。何度かジョイ使ったことすらあります。
ボディ表面に付着した汚れが落とせればそれで構いません。
洗車用粘土
洗車用の粘土は普通の油粘土みたいなのと違って、かなり硬いです。ボディをこすってもベチャベチャくっついたりしません。
流石の私でも専用品以外を使ったことはありません。
ポリッシャー
ポリッシャーも特にこだわりがありません。安物の場合、使用できる時間が短いです。数分使用したら休憩して熱を冷ます、といった休憩が必要です。
研磨能力にはあまり差がないです。ポリッシュ面は目の細かいスポンジが付いたものがいいです。
あとは延長コードがあると便利です。
ない時は家庭用の延長コードを使って奥さんに怒られてください。
コンパウンド
手磨きだと複数の番手があった方がいいですが、ポリッシャーを使った機械磨きなら一番細かいのが1つあれば十分です。
むしろ荒い研磨剤使ったら削れ過ぎて泣くことになります。
私がいつも使ってるのはコレ。ホルツのコンパウンドなんだけど大容量で全然なくならない。
ウエス
もちろん専用のウエスがあるのに越したことはありませんが、いらなくなったTシャツを使ってもらっても大丈夫。
おすすめしないのはタオルとか雑巾とか。
出来るだけ手触りが滑らかなものがいいです。タオルならマイクロファイバーで、布がループ状になってないもの。
カーワックス
好みですね。
私の場合、元々車が汚いのでなにを使ったところで大きな違いを感じられません。ワックスに関してはほとんど都市伝説的にしか思ってません。
仕上がりはピカピカ
そしてコンパウンドで磨いたのがこんな感じ。
私のスマホの写真じゃ全くわからないんですが、めちゃめちゃ綺麗になりました。
生で見るとニヤケが止まらなくなるくらいピカピカです。ピカピカ通り越してビカビカ。
車降りた後も何度も振り返ってみてしまうぐらい。あと、綺麗に研磨しているのでザラザラが取れて、ボディがサラッサラになります。もうホッペつけてスリスリしたくなるぐらい。(してないよ)
水垢もこの通り。
全体的にきれいになったのでどこに水垢があったのかわかりません。なので違う所の写真撮ってたらゴメンw
細かい部分なので、ポリッシャーで磨いた後に手磨きしました。
最後に
長年にわたってボディに蓄積された、シミや水垢、小キズなどを取り除くにはコンパウンドしかありません。専用の洗剤とかも売ってますが、コンパウンドにはまずかなわない。無駄な出費するぐらいなら磨いちゃう方がいいです。
難点としてはクッソめんどくさいこと。
それなりに重いポリッシャーを持って時間をかけてボディを磨くのは物凄くめんどくさいです。今回、車の全体の写真を撮ってないのは全部磨ききれなかったから。
半日かけてボンネットとボディ右側のみ。
あとは次回に持ち越しです。それぐらい時間がかかります。個人的には4日ぐらいに分けて作業するのがいいのかなと感じました。
古い車に乗っている方はぜひ参考にしてみてください。
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