(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
どうもでょおです。
ワイルドスピードといえばブライアンとドミニクの二大主人公の映画といっても過言ではありませんよね。
潜入捜査官のブライアンとアウトローな車泥棒ドミニクが車を通じて友情が芽生える話。
『ワイルド・スピード』『ワイルド・スピードX2』の頃はなんとなく捜査官のブライアン・オコナーが主人公だったけど、いつの間にかドミニク・トレットが主役になってない?と思ってる方はいませんか?
そこで今回はワイルドスピードシリーズでいつから主役がブライアンからドミニクに変わったのか、そして何故どうして主役がドミニクに変わったのかをお話ししたいと思います。
ではどうぞ。
いつからワイルド・スピードの主役がドミニクに変わったのか
まずこれですね。そもそもワイルド・スピードの主人公はブライアン・オコナーだと思ってたことこそ間違ってたりするんでしょうか?
念のため各作品のエンドクレジット部分を確認してみました。
まずこれが第一作目『ワイルド・スピード』のエンドクレジット
一番上はブライアン・オコナー as ポール・ウォーカーですね。
そして第二作目はドミニクが登場しないので当然…
一番上はブライアン・オコナー as ポール・ウォーカー。『ワイルド・スピードX3』はショーンとハンの話なので飛ばして問題のワイスピ4『ワイルド・スピードMAX』のエンドクレジットは…
やっぱりドミニク・トレット as ヴィン・ディーゼルが一番上。やはり私たちの勘違いではなく映画的にも主役がブライアンからドミニクに変更になっているのは間違いありません。
なぜワイスピの主役がブライアンからドミニクに変わったのか
これに関してはまず『ワイルド・スピードX2』について話さないといけません。ワイルドスピード2が製作されるにあたってはじめはブライアンとドミニクの話として企画されていたらしいです。
つまりローマンは一切登場せず、ドミニクがトラック強盗の罪を減刑してもらうために潜入捜査に手を貸すという設定だったということが伺えますね。
ところがこの内容が気に入らなかったドミニク役のヴィン・ディーゼルは出演を拒否、そしてブライアン役のポール・ウォーカーも『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の設定が気に入らず降りたとのことです。
その『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にチラッとカメオ出演したヴィン・ディーゼルが久々の出演に気を良くしたのか知りませんが、自身がプロデューサーを務め第4作目を製作することが発表されました。
つまりワイルド・スピードシリーズが4以降成功を収めているのはシリーズ復活に大きく貢献したヴィン・ディーゼルの影響が非常に大きいのです。
プロデューサーというのは日本語では「製作」や「製作総指揮」と呼ばれます。主な仕事は資金集めですね。つまりヴィン・ディーゼルは「俺が主役でワイスピ復活させるから」とお偉いさんたちに働きかけたってことになります。多分。
かつての主人公だったブライアン・オコナーを演じるポール・ウォーカーはプロデューサーは務めておらず、実質ヴィン・ディーゼルの方が偉いポジションについていたということになります。
まとめ
まとめるとこうなります。
ワイルドスピードMAXからヴィン・ディーゼルがプロデューサー(製作)を兼任することになったため、ワイルド・スピードMAXから主役、主人公がドミニク・トレットになった。
ということですね。とはいえ元々はダブル主演、どちらかといえばブライアンが主人公だったシリーズだけありブライアン自体をないがしろにすることはできませんから今のような形でワイルドスピードシリーズが続いているわけですね。
見方によってはポール・ウォーカーが亡くなってしまったことによりヴィン・ディーゼルにとってはワイルド・スピードシリーズ製作者としての足かせはなくなったということになりますが、それ以上に大きな人気と役割を担っていたブライアンを失ったことはシリーズにとっては大きな痛手でしょうね。