(C)2016 OVERDRIVE PRODUCTIONS –KINOLOGY– TF1 FILMS PRODUCTION –NEXUS FACTORY
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今日はワイルドスピードの話ではなく、別の映画の感想記事を書きたいと思います。その映画は『スクランブル』。
2017年の映画だったようですが、最近まで知らなかったので見てみたらなかなかワイルドスピード好きの心を掴むような話だったのでまだ見ていない方は是非どうぞ。
一応ネタバレありの感想にはなりますが、控えめに書いてるのでまだ見ていない方も読めますよ。
映画『スクランブル』のあらすじ
高級クラシックカー専門の世界一の強盗団、フォスター兄弟。今回はオークション会場から搬出された世界に2台の37年型ブガッティを奪うはずだった。しかし、落札したのが残忍なマフィアのモリエールだったために、兄弟は囚われの身に。命が助かる条件は、敵対するマフィアのクレンプが所有する62年型フェラーリ250GTOを1週間で盗むこと。兄アンドリューの恋人で一流ハッカーのステファニー、指名手配中の天才スリの美女、火薬を自在に操る爆弾オタクら寄せ集めチームで、犯罪史上最大の強奪作戦に挑むはずが、インターポールに追われ、ステファニーを人質に取られ、挙句の果てにはクレンプに計画を知られてしまう。だが、実はピンチさえも兄弟の<計画>だった――!?
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映画『スクランブル』のキャスト・登場人物
アンドリュー・フォスター(スコット・イーストウッド)
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本作『スクランブル』の主人公。車を運転するプロフェッショナルにして、高級クラシックカーを狙う車泥棒です。クラシックカーについて膨大な知識があり、作戦を立てるチームの頭脳です。
主人公のアンドリューを演じるのはスコット・イーストウッド。マカロニウエスタンでトップスター入りしてから何十年もハリウッドの重鎮として活躍するシニア、クリント・イーストウッドの息子です。
それよりも重要なのは『ワイルド・スピード ICE BREAK』で初登場したリトル・ノーバディことエリックを演じた俳優だということ。ポール亡き後、ワイスピシリーズで日本車を運転するキャラとして日本人ファンたちの心を掴みました。スバル車ばかり選ぶスバリストとしてもイメージが定着しましたよね。
映画『スクランブル』ではそんなリトル・ノーバディ役のスコット・イーストウッドが、車のスペシャリストを演じます。
ギャレット・フォスター(フレディ・ソープ)
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アンドリューの異母兄弟で相棒。どうやらアンドリューとギャレットの父も車泥棒だったようで、二人にどんな時でも協力し合うんだぞって言ってたらしい。チームのメカニック担当ですが実際のところ軽口担当。
ステファニー(アナ・デ・アルマス)
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アンドリューの恋人でハッカー。最近はアンドリューが窃盗団に参加させてくれないと、もどかしい思いをしております。今ではステファニーに本気になってるアンドリューは彼女の身を案じて参加させないようにしています。
ステファニーを演じるのはアナ・デ・アルマス。ここ最近勢いのある美女ですよ。『ノックノック』や『ブレードランナー 2049』でみんなを虜にした彼女はキューバ出身。ヒロインにラテン系女子をチョイスするあたり、やっぱりワイスピっぽい。めっちゃ可愛いから、何ならワイスピに逆輸入してくれても大歓迎。
デヴィン(ガイア・ワイス)
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また第二のヒロインデヴィンにはガイア・ワイス。デヴィンはハッカーではなく腕利きドライバーです。ロック様が出演していない方のヘラクレス映画『ザ・ヘラクレス』に出演していた女優さんですね。(ロック様が出演している方は『ヘラクレス』)
映画『スクランブル』の感想
正直、この手の「ワイルドスピードの偽物」映画ってあまり期待してないんですよね。なので見る前からかなりハードルが下がってたこともあるんですが、思っていた以上に面白かったです。
高級クラシックカーが目白押し
なにが一番面白いかって、やっぱりクラシックカーですよ。
『ワイルド・スピード』シリーズや映画版『ニード・フォー・スピード』はハイパフォーマンスなスーパーカーが多いです。「スピード」が大切だからです。
なのでスピードが出ない骨董品のようなアンティークカーってあまり登場しないんですよね。ワイスピにも古い車は登場しますがどれもカスタムされていてオリジナルとしての価値はありません。
高級クラシックカーはオリジナルの状態をきれいに維持することが評価されます。中にはネジ一本に至るまでオリジナルにこだわってるような人もいるんです。そんな美しいクラシックカーがたくさん登場するのが一番の魅力です。
スカッとする娯楽映画
この映画って『60セカンズ』に似てるんですよ。車泥棒が命を狙われて、その代わりに車を盗むって設定はまるっきり同じです。アンドリューが『60セカンズ』のメンフィスと違うのは、「言われた通り正直に泥棒しよう」なんて思わないところです。
裏をかいてやろうとか、色々な策を練る訳ですよ。
これが功を奏して、『スクランブル』のラストではスカっとする痛快なストーリーになっています。
リトル・ノーバディが好きになる
クリント・イーストウッドは元々、演技派俳優だった訳ではなく、どちらかといえばスターだった俳優です。なので息子のスコット・イーストウッドも特別演技力が優れている訳ではないのですが、父の面影を残した独特の魅力がある俳優さんです。
あまり主演になるイメージもなく、サブキャラがメインのスコット・イーストウッドが大活躍する珍しい映画が『スクランブル』です。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』ではイマイチ活躍できなかったリトル・ノーバディ。「ブライアンの後釜には無理」とか散々言われたい放題だったスコット・イーストウッドがなんとなく好きになる映画かもしれません。
『スクランブル』見た後に『ワイルド・スピード ICE BREAK』を見るとリトル・ノーバディかっけーってなるかもしれません。(それはないか)
スピード感は全くなしw
ヴィンテージカーなので飛ばせないんですよw
まず傷つけちゃいけないから追いかけてくる敵もめちゃめちゃ慎重だし、そもそも古い車だから現代の車ほどのスピードが出ません。
緊迫感もなければ疾走感のかけらもまったくありませんw
カーアクション大作を見慣れているのでついついそれらを求めてしまいますが、この映画にはありませんね。
カーアクション映画好きにはおすすめできませんが、クラシックカー好きにはおすすめできる。良くも悪くもそんな映画です。
最後に
いかがだったでしょうか。私はワイスピのようなカーアクションも好きですが、古い車がそもそも好きなのでこれだけでも十分満足することが出来ましたね。