でょおのフューリアスなブログ

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感想評価【TAXiダイヤモンドミッション】ワイスピのパチモンみたな映画

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(C)2018 - T5 PRODUCTION - ARP - TF1 FILMS PRODUCTION - EUROPACORP - TOUS DROITS RESERVES

どうもでょおです。

皆さんお待たせしました。ようやく『TAXi ダイヤモンド・ミッション』の感想が書けますよ。忙しいだけじゃなくて風邪もひいてたようでしっかり休みました。

アクションもコメディもパワーアップしてあのタクシーが帰ってきましたね。この感想記事は『TAXi ダイヤモンド・ミッション』のネタバレを含むのでまだ見ていない方はご注意ください。

まだ見ていない方にはネタバレしてない復習記事がおすすめです。

【TAXi ダイヤモンド・ミッション】たった5分で解説と復習 TAXi最新作

 

『TAXi ダイヤモンド・ミッション』のあらすじ

検挙率No.1で最高のドライビングテクを持ちながら、スピード狂で問題だらけの警官、マロ。パリ警察から特殊部隊への異動を夢見ていた彼は、ある日地方都市マルセイユへ左遷されてしまう。赴任したマルセイユ警察は、フェラーリなどの高級車を操り、華麗に宝石を盗むイタリアの強盗団にやられっぱなし。マロは、時速300km超えの伝説のタクシー:プジョー407を探して対抗する事に。今は中東にあるそのタクシーを手に入れるため、ダニエルの甥で街を熟知しているものの、ウーバー最低評価の間抜けなタクシードライバー、エディと渋々ながらタッグを組むはめに。そんな中、5日後に世界最大のダイヤモンド“カシオペア”が到着するという知らせが。強盗団は警察内部にもスパイを配置、更にはドローンも使用した完璧な作戦で、ダイヤモンドを盗み出そうとしていた。
凸凹コンビと伝説のタクシーVS頭脳派強盗団の赤いランボルギーニ!
マルセイユを駆け巡るド迫力なカーチェイスの果てに、彼らはダイヤモンドを守り切れるのか!?

出典:1/18(金)公開!映画『TAXi ダイヤモンド・ミッション』公式サイト

これまでの旧『TAXi』シリーズから心機一転、リブートした新シリーズになります。リブートといっても旧シリーズの続編であることは間違いなく、作品には旧『TAXi』シリーズでおバカな警察署長を務めたジベールが市長になって再登場したりします。

また、本作に登場するタクシーは『TAXi4』でダニエルがチューニングし、運転していたあのプジョー407です。「伝説の」はちょっと言い過ぎですけどね。これまでの『TAXi』シリーズでもそんな扱い受けてなかったし、ダニエルとエミリアンは事件を何度も解決していましたが、別に出世もしてなかったし評価もされてなかった。突然アランがあの二人は最強のコンビだみたいなこと言ってて少し冷めました。

ダニエルからプジョーを受け継いだダニエルのマヌケな甥が天才的ドライビングテクニックを持った警官マロと手を組んでダイヤモンド強盗をとっ捕まえる話になっています。

『TAXi ダイヤモンド・ミッション』のキャスト・登場人物

  • シルヴァン・マロ(フランク・ガスタンビド)
  • エディ・マクルー(マリク・ベンタルハ)
  • ジベール市長(ベルナール・ファルシー)
  • サミア(サブリナ・ウアザニ)
  • アラン(エドゥアルド・モントート)

旧シリーズでは運転が上手いのがタクシードライバーで、マヌケが刑事でしたが『TAXi ダイヤモンド・ミッション』はその反対。刑事が運転上手くて、タクシードライバーがマヌケです。

サミアはエディの姉で天才的なメカニックです。ダニエルの姪に当たる訳ですから車を改造させてもすごいでしょう。

そして前作までの『TAXi』シリーズの警察署長のジベールが市長になり、エミリアンの同僚だったアランが警察署長に昇格しています。心なしかジベールがちょっとまともになってる気がします。それでもおバカですが。旧『TAXi』シリーズでも不遇な扱いを受けてきたアランですが今作『TAXi ダイヤモンド・ミッション』でも同じく不遇でした。

『TAXi ダイヤモンド・ミッション』の感想評価

感想評価を一言で言うと「おもしろかった」です。

でも色々と言いたいことがありますね。まずキャスト陣。

『TAXi ダイヤモンドミッション』のキャストについて

私はフランスに縁もゆかりもない人間なのでわかりませんが主人公シルヴァンを演じるフランク・ガスタンビドとエディを演じるマリク・ベンタルハがちょっと濃ゆすぎません?シルヴァンを演じるフランク・ガスタンビドはフランス国籍のフランス人のようですがちょっと肌焼き過ぎやありませんか?普通南仏に行ってから肌焼きません?

旧シリーズのダニエルのようにちょっと悪そうな雰囲気がある彼。イケメンでセクシーな感じなんだけどちょっとマヌケて見える時がなくもないんですよね。

そしてエディ役のマリク・ベンタルハ。ダニエルを演じたサミー・ナセリと同じくアルジェリア系の血を引く俳優です。まあエディはいいんですけどそれでもヒゲがね。

ダブル主演俳優が色黒でヒゲモジャで濃ゆすぎます。ステレオタイプな私にとってフランス人といえばジャン・レノやヴァンサン・カッセル、アラン・ドロンのような色白で上品なイメージなんですよ。旧シリーズではエミリアンやぺトラ、リリーがその役割をになっていたんですがそういう系のキャラはマルセイユ市警のヘッポコ警官たちが当てはまりますがサブキャラなので全体的に濃い映画になってしまったと思います。

ワイルドスピードを意識しすぎ

この記事のタイトルでも言ってますが、これは『TAXi』シリーズというよりもワイルドスピードのバッタモンのような映画です。

まずコメディ度数が旧シリーズに比較して大幅に下げられたと思います。ちょうど『TAXi』一作目ぐらいだと思います。そんで全体的にかっこいい、ハリウッド映画のようなわざとらしいかっこよさです。

ワイルドスピードとTAXiのカーアクションには大きな違いが一つあります。TAXiは車がかっこいいのに対して、ワイルドスピードは車を運転している人がかっこいいんです。説明しづらいんですけど、ワイルドスピードは運転中のドライバーのシーンやカット割りなどが巧妙でドライバーもカッコよく見えるんです。でもTAXiシリーズのドライビングシーンは基本的に車がメインで、ドライバーの撮り方はワイスピと比べると地味なんです。『TAXi ダイヤモンド・ミッション』はドライバーもカッコよく見える映画でした。

それからチーム。TAXiシリーズは基本的にダニエルとエミリアンの2人がコンビになって、彼らがメインで活躍します。将軍やジベールはあくまで手助け程度。それに対して『TAXi ダイヤモンド・ミッション』はかなりチーム戦だったと思います。マルセイユ市警、エディ、サミアが一丸となったことでダイヤモンド強盗を確保することに成功しました。チーム、ファミリーを重視するワイルドスピードに似ています。

全体的にド派手な大味のアクション映画のようになっています。セクシーな女の子がパーティで登場するシーンなんかはワイスピで使っても気が付かないくらいです。シルヴァンもよく見るとちょっとドミニク似だし。ハゲでニヤッとした時の顔がちょっと似てます。

『ワイルド・スピード SKY MISSION』で使われた楽曲「Get Low」が流れた時点で確信犯だと思いますね。ワイルドスピードへのオマージュは良いんだけどワイスピの真似をしちゃいけないと思います。TAXiの持つ魅力がなくなるじゃないですか。

この映画の原題は普通に『TAXi5』だそうですが、邦題つける人が私と同じように「これワイスピ意識しまくってるし、邦題もワイスピパクったろ」って感じでタイトルに"ミッション"を付けたとしか思えませんね。

最後に

映画自体は紛れもなく面白かったですし、痛快なエンタメ映画でした。ただワイスピを意識しすぎて「ワイルドスピードのスタッフがTAXi」を作ってみました的な映画になってしまったのは少し残念でしたね。もしかするとこっちのほうがウケがいいのかもしれませんが。

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