ワイルド・スピードX2 (字幕版)
どうもワイルドスピード大好きブロガーのでょお(@dyo_blog)です。
今回はこのあいだに引き続き「ワイルド・スピード」シリーズの感想記事第2段です。今回の感想は「ワイルド・スピードX2」になります。合わせて解説なんかも行っていこうかと思います。
本作『ワイルド・スピード X2』は前作と違いストリートを飛び出し、裏家業へ飛び込みます。また特徴としてはドミニクを演じたヴィン・ディーゼルからおふざけキャラのローマンへバトンタッチした作品ですね。それでは感想の方をどうぞ。
『ワイルド・スピード X2』のあらすじ
マイアミ。警官の職を失ったブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)は、ストリート・カー・レースで勝利して賞金を手にする。その直後、一斉取締まりで逮捕。しかしそれは、ブライアンを再び囮捜査の任務に就かせようとする警察の意図によるものだった。今回の標的は、貿易商という表の顔を持ちながら、実は国際的なマネー・ロンダリング組織のボスであるカーター(コール・ハウザー)。
一見すると主人公が一人交代しているので別物作品のようですが、話自体は前作からの続編になっております。
前作『ワイルド・スピード』で、ドミニクを逃がしたブライアンは名誉挽回のために、今度はマネーロンダリングを行うべローン・カーターの運び屋として潜入捜査を行います。
その相棒としてバーストウの幼なじみローマン・ピアースが捜査に参加します。
ちなみに前作と本作『ワイルド・スピード X2』の間を描いた短編作品も製作されています。詳しくは下記の記事で書いてるので興味があればどうぞ。
【映画】ワイスピシリーズって実は10作品を突破してるって知ってた?
『ワイルド・スピードX2』のキャスト・登場人物
- ブライアン・オコナー/ポール・ウォーカー
- ローマン・ピアース/タイリース・ギブソン
- モニカ・フェンテス/エヴァ・メンデス
- テズ・パーカー/リュダクリス
- スーキー/デヴォン青木
主なキャストはこんな感じ。
なんといっても大きな特徴としてはブライアンの相棒、ドミニク・トレットを演じるヴィン・ディーゼルが降板し、ローマン・ピアース役のタイリース・ギブソンに変更されたこと。
たしかヴィン・ディーゼルは脚本が気に入らなかったとかなんとかだったと思います。
そしてもう一人ファミリーに加わるのがテズ・パーカーです。演じるのは当時人気沸騰のラッパーのリュダクリス。その他にはヒロイン助成枠としてブライアンたち以外の潜入捜査官モニカ役のエヴァ・メンデスや女性ストリートレーサーのスーキー役のデヴォン青木なんかが出演者として名を連ねています。
ちなみに脇役だけど、警察とFBIの捜査官2人(トム・バリー、ジェームズ・レマー)も前作『ワイルド・スピード』に引き続いて出演しています。
『ワイルド・スピードX2』の感想と解説
ここからは『ワイルド・スピードX2』の具体的な感想を10年来のファンの私が解説します。
ワイルドスピードシリーズの方向性を決定づける作品
個人的に前作『ワイルド・スピード』は何とも言えない中途半端なジャンルの映画だったと思っています。(面白いけど)
というのもカーアクション映画と呼ぶには控えめだし、クライムムービーと呼ぶには微妙だから。
でも本作『ワイルド・スピード X2』は前作の内容を引き継ぎつつも、シリーズの今後へ向けた方向性を決定づける作品となりました。
前作はカーアクションもありつつ、クライムサスペンスの要素もあり、ある意味中途半端な映画でしたが、『ワイルド・スピードX2』では完全にカーアクションものに振り切った作品になっています。
クラッシュシーンや曲芸運転のシーンも増えましたよね。なので『ワイルド・スピード X2』は今後、シリーズがカーアクションものとして発展していく方向性を決定づけた作品となりました。
見返してみると本作『ワイルド・スピード X2』はシリーズの中で最も明るくエンタメに富んだ作品です。
あまりハラハラしたり、ドキドキしたりせず純粋に楽しい作品です。(この後からシリーズは重々しい空気が増えていきますよね)
やはりダブル主演の相方がおちゃらけなローマンになることでシリーズ全体にそういう雰囲気があるのかもしれません。
『ワイルド・スピード X2』は単純明快な娯楽作
なんて言うんでしょうか。ワイルド・スピードシリーズはこの作品以外、暗くて重いんです。
前作ではブライアンの裏切りがあり、次作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』では主人公ショーンの恩師、ハンが死んでしまったり、その次の『ワイルド・スピード MAX』ではドミニクが復讐鬼となっていますし。
『ワイルド・スピード X2』はワイルドスピードシリーズの中で最も明るい作品だと思います。
確かにベローンと一触即発のシーンなんかもありましたが、作品全編を通してローマンの軽いノリが上手く作用しています。
作品のハイライトでは車のドライビングテクニックを見せつけたり、危険な事をする訳ではなく、大量のストリートレースカーを導入してかく乱するという捜査官も唖然の展開でした。
最後はベローンの金をちょろまかすという夢のあるラストがいいですね。
ドミニクファミリーは一切出てきませんが、地元の仲間たちが総動員で手助けしてくれる感じとかは個人的にめっちゃ好きです。
逆に言うと今のシリアスでハードな雰囲気のワイルドスピードが好きな方は嫌いかもしれませんね。
登場車種は過去最多!?
上述でも触れた、大量のストリートレースカーが登場するシーンはワイルド・スピードシリーズを通してもなかなか貴重なシーンです。
ガッツリカスタムが施された車種がここまでたくさん一度に登場するのは多この作品だけですね。
最近のワイルドスピードでも毎度のようにストリートレースで車が集まってるシーンはありますが、比較になりそうにないです。最近のワイルドスピードはここまでサブキャラに力を入れてないですもんね。
それから主に登場する車種が日本車なので好きな方にはたまりませんよね。
ワイルドスピードシリーズは『ワイルド・スピードMAX』以降はマッスルカーがメインになってきて日本車JDMは減ってきますからね。
国産車が好きな方は多分今のワイスピよりも本作や『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の方が好みなんじゃないでしょうか。
余談ですがこのシーンの車はエキストラを募ったそうですね。
最後に
私個人的には『ワイルド・スピードX2』はシリーズの中でも好きで、おそらく一番多く見ています。
一般的には「1>2」という形になっており、2の人気はシリーズの中でも低い方なんですよね。でもこの映画のハイテンションさや雰囲気は他のワイルドスピードシリーズでは見る事ができないですよねー。
比較的感覚が近いのはスーパーコンボかな。
このブログではこの他にもたくさんのワイルドスピードの記事を書いているので興味がある方は是非合わせてご覧ください。
このブログではワイスピシリーズを視聴する方法についてもしっかり解説してるのでよかったらどうぞ。
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